「逆聴」とはいっても、決して高速音声を逆回転させて聴くことではありません。そもそも、3.5倍速以上は、逆聴に効果があるために開発されたものです。3.5〜4倍速の高速音声を、その内容と同一のマニュアルを見ながら聴く方法を「逆聴」といいます。速聴プログラムには、脳力開発にもっとも適した内容のマニュアルが組み込まれています。
だからといって、いきなり4倍速にして聴いても、たいていの場合は聴き取れません(試しに聴いてみるのは自由ですが)。なぜなら、ウェルニッケ中枢の脳神経細胞同士のネットワークがまだ粗くて、脳が活性化されていないからです。
脳の活性化自体のスピードは人それぞれです。もちろん、速聴における高速音声のスピードを上げていく過程も人によって違いがあります。しかし同じプログラムを通常スピードで聴いて半年かかるとすれば、速聴では一ヶ月〜一ヵ月半で済むことになります。
試験勉強や資格取得のための勉強などで、すでに2〜2.5倍速程度で聴いている人は、いきなり4倍速にして逆聴すると、効果的な復習になるでしょう。なぜならこのような場合、時間短縮効果と全脳活性化という二つの効果が働き、大きな力を発揮するからです。
逆聴は、反射的に速読を行なうため、自然に速読力が身に付きます。その結果、短時間に膨大な情報を理解できるようになるのは言うまでもありません。同時に、読解力や、集中力、記憶力なども高まっていくのです。