脳力アップの必要性を感じたとしても、どのように脳をトレーニングしたらいいのでしょうか?
脳を鍛えるには、体の筋肉のトレーニングと同様に、体調ならぬ「脳調」が整っているときに行うことがベストです。
脳は常に一定の状態であるわけではありません。心の状態と連動して、脳の状態もまた変化しているのです。それを知る指標となるのが脳波です。
脳波には、主にアルファ波、ベータ波、シータ波、デルタ波の四種類があります。このうちシータ派はボーっとしていたり、うたた寝をしているときに出る脳波で、デルタ波は、熟睡状態のときに出る脳波。一方活動しているときに出るのがベータ波とアルファ波です。
脳が活発に活動しているとき優位になるのがベータ波で、逆にアルファ波は、精神的にリラックスしているときに優位になります。
このうちのどちらかが優勢になっている状態を、それぞれ「ベータ支配」「アルファ支配」と呼びます。では、どちらの支配の状態にあるときがトレーニングに適しているのでしょうか?
ベータ支配にあるとき、脳は活発に活動していると同時に、ある程度の緊張状態にあります。これが長く続くと、脳の神経回路がショートした状態になり、心理的にも強いストレスや不安を感じてしまいます。結果、脳が本来の力を発揮できません。
このような結果からも判るように、精神的にリラックスした状態のアルファ支配にあるときが、トレーニングには最適なのです。